私たちを取り巻く社会状況は、多様化・複雑化の一途を辿っております。どうすればお互いを理解し合えるか、お互いの存在や価値を認め合えるか。「言葉」の大切さと相まって、「言語教育」が果たす役割は日々大きくなっております。
なかでも、小・中学校での教育は、次代の日本社会・国際社会を担う人材を育成するとともに、個々人の生涯にわたる人格形成を培うための重要な役割を果たしています。
学校教育が担う言語教育は、すべての教科教育・人間教育の基礎・基本でありますが、すでに国語教育・外国語教育の枠にとどまらないものになっています。ICTの急速な発展による言語教育の在り方、特別支援教育での言語教育の在り方、さらには、外国人のための日本語教育の在り方など、課題は山積しています。
当財団法人は、このような時代の下にある言語教育の課題について、日常的な実践を通して研究開発を行っておられる教員や研究者の方々に対して助成を行い、その研究成果の普及を図ると同時に、言語教育全般の振興・発展に寄与していきたいと考えております。
一般財団法人 言語教育振興財団
理事長 吉田 直樹
当財団は、言語教育(国語教育・外国語教育等)に関して研究開発を行う小学校・中学校、高等学校、大学、教育研究団体等に対して助成を行うとともに、その研究成果の普及を図り、もって我が国の言語教育の振興に寄与することを目的としています。
この目的を達成するために次の事業を行っています。
理事長 |
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(令和6年8月1日現在 順不同)